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台風シーズン必携!国内線航空機遅延特約が付帯するクレジットカードは?

航空機の遅延特約とは、航空機が遅延した際に生じる損害を補てんする特約。

クレジットカードの海外旅行保険の一部として付帯しているケースが多い。

具体的には4時間以上の遅延が発生した際に、その間の食事代金や宿泊代が補てんされるというもの。

自分も2回ほど経験があるけど、欠航のメールを受けてガッツポーズ。普通じゃ食べられないような食事や酒を堪能しまくり。欠航が頻発する秋の沖縄・冬の北海道を狙って旅行したいくらいだ。

 

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でも基本的にはこの特約は海外旅行保険が対象。国内線を対象とした保険が付帯しているものはものすごく少ない。

でも、これから台風や大雪、システム障害やらで、欠航が増えそうな、国内線にこそ必要な保険。

そことで、国内線の航空機遅延特約が付帯しているカードを探してみたら

・MUFGゴールド

・Dカードゴールド

・JCBゴールド(JAL ClubAANA WIDE含む)

・三井住友VISAカード(ANA WIDE含む)

の4つくらい。といっても年会費や引受保険会社は様々

今回は国内線航空機遅延特約が付帯しているカードと、実際に国内線にて航空機遅延特約を使って大散財した感想なぞを詳しく説明していきたいと思います。

 

 

海外旅行保険の航空機遅延費用等補償特約とは?

航空機遅延特約とは、飛行機の出発が遅延した際にその際に生じた食事代金や宿泊代金が補てんされる特約。

具体的には、悪天候や空港の混雑で、出発予定時刻より4時間以上、出発できなかった場合。

支払われる費用は、食事費用2万円を上限に補償するのが一般的。

戦争は対象外ですが、テロ行為は対象。また、地震が対象外なのは当然として、噴火も対象外です。

よくヨーロッパとかで、噴火による噴煙によって航空機ネットワークが壊滅するなんてこともあると思いますが、残念ながら原則こちらは対象外とのことです。

JALなんかだと欠航になった当日のホテルは手配してくれるかもしれないけど、食事費用を見てくれるというのがポイント。

さらにLCCはもちろん、海外の航空会社や、JALでもカウンター業務を海外に委託している場合は、ホテルの確保などをしてくれないトラブルも多い模様。

 

カード会社の保険では、食事代は対象になるけど、ホテル代などは対象にならないケースがほとんど。

個別にかける海外旅行保険では、ホテル代も対象になるものがあるので、もしLCCを利用する場合は、個別にかける海外旅行保険がおすすめとなります。

 

なお、同種の保険として乗継遅延費用があります。

これは乗り継ぎするための飛行機が遅延して、乗り継ぎができなかった場合の費用。

こちらはホテル代も保険の対象。

 

乗継遅延費用は、乗ってきた飛行機が遅延して、乗り継ぎができなかった場合の保険。

航空機遅延費用は、これから乗る飛行機が遅延して乗れなかった場合の保険。という違いです。

 

この種の保険が充実しているのはアメックスカード。2017年現在、最高にお得だとされているSPGアメックスカードでも、海外旅行時にはもちろん対象となります。(ただし本人分のみ)

mairu-de-hawaii.hatenablog.jp

 

また、なお、JAL ClubAカードは出発遅延等が発生した場合には、海外航空便遅延お見舞金制度を設けています。

こちらは、食事代金と限定していません。また、損害に対する保険ではありませんので、航空機遅延特約と併給して受けることができます。

 

なお、預け入れ手荷物が紛失した場合の受託手荷物遅延費用、受託手荷物紛失費用というのもあります。ぜひチェックしておきましょう。

 

数少ない国内線の航空機遅延費用等補償特約

海外旅行時に利用できる航空機遅延費用等保障特約は、ゴールドカードならいくつかのカードに付帯しているのですが、これが国内線で利用できるものになると大幅に少ないです。

 

国内線の欠航はほとんど起きず、運航率も99%以上を誇る日本の航空会社。

ところが、台風時期の沖縄や、冬季の北海道になると、欠航が多数発生し、97%程度まで運航率が落ち込みます。

そんな時こそ、国内線の航空機遅延費用等補償特約の出番です。

 

この特約が利用できれば「4時間以上の遅延もしくは欠航が生じた場合、1万円までの食事代が補償」されます。

ただし、欠航した場合でも、4時間以内の代替便が利用できた場合は除きます。

その場合、1万円を上限として、代替便に乗るまでの食事代が補償されます。

たとえば、朝9時発の便が欠航した場合、夕方の代替便が利用できる場合は、昼食代の1万円が補てんされます。

夕食なら酒を飲めばいくらでも使えるんですが、昼食代で1万円を消費するには、寿司屋や鰻屋、牛タン料理店で最高級品が堪能できちゃいます。

遅延や欠航が発表されると、周りはため息ですが、自分はガッツポーズです。

 

 

国内線遅延特約が付帯するクレジットカード

こんな便利な国内線遅延特約ですが、残念なのが付帯するカードが極々限られていること。

海外の遅延特約ならば、いろいろと選択肢があるのですが、国内遅延特約はごく一握り。

今回は付帯するカードを紹介します。

 

MUFGゴールドカード

三菱UFJニコスが発行するゴールドカード。

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損保ジャパンの「出航遅延費用等保険金」が付帯しています。

4時間以内の遅延が発生した場合、1万円を上限として食事代が補償されます。

特徴は、国内線遅延特約が付帯するクレジットカードの中で、年会費が最安値。

なんと年会費が2100円(税込)です!

航空券の購入がこのカードを利用する必要がある利用付帯であること、海外渡航分が対象外であることなど、いくつかの欠点はあるものの、2100円で国内線遅延特約が付帯するのは圧倒的にお得です。

MUFGカード ゴールド|クレジットカードなら三菱UFJニコス

MUFGカード 国内・海外渡航便遅延保険|クレジットカードなら三菱UFJニコス

 

なお、こちらのカードはポイントサイト経由の発行がお得。

たとえばポイントサイト経由でのクレジットカード発行に強い「ちょびりっち」を経由してMUFGカードを作れば、カード発行と5000円以上利用という超ハードルが低い条件をクリアすれば、初年度年会費が無料となるうえ、5000ちょびりっちポイント(2500円分2,250ANAマイル相当)が付与されます。

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さらに、クレジットカード会社のキャンペーンをクリアすれば、最大で10000円分のポイントがカード会社から付与。

最安クラスのゴールドカードなのに、非常にベネフィットが高いカードです。

ちょびりっちの利用が初めてという方は、こちらから登録ください。

 

dカードゴールド

NTTドコモが発行するゴールドカード

東京海上日動火災の「国内航空便遅延費用特約」が付帯しています。

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特徴は、年会費は10,800円と普通なのですが、ドコモ回線を持っている場合、ドコモの優遇ステージがいきなり最上級になります。

すると、ドコモ料金に対するポイント付与が通常の10倍になったり、ドコモのケータイ補償が3年間受けられたりと、ドコモユーザーならば決して損をしない特典を受けることができます。

その最たるものは、JALのさくらラウンジが無償利用できること。

カード会社のラウンジは、本カードはゴールドカードなので利用できますが、通常航空会社の上級会員にならなくては入室できないJALのさくらラウンジに入室できるのです。

 

毎回期間を区切って募集し、その場で即抽選結果発表となります。抽選にはなりますが、ほぼ当選します。

例外的に繁忙期の那覇空港などは、残念ながら落選することも。

航空会社のラウンジには入れれば、ゆっくりと搭乗時間までビールを飲みながらくつろぐことができます。

 

国内航空便遅延費用特約は、MUFGゴールドと同じく、航空券の購入が条件となる利用付帯。

4時間以内の遅延が発生した場合、1万円を上限として食事代が補償されます。

東京海上日動火災が受付窓口となるので、スムーズな対応が期待できます。

dカード | 国内旅行保険

  

こちらもdカードゴールドを、「ちょびりっち」で、カード発行すれば、1000ちょびりっちポイント(500円分450ANAマイル相当)が付与されます。

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さらに、クレジットカード会社のキャンペーンをクリアすれば、最大で12000円分のポイントがカード会社から付与。

初年度無料はないものの、ポイント還元がidキャッシュバックとして、コンビニ等での利用時に充当できるので、実質無料以上にお得です。

 

JCBゴールドカード

JCBが発行するゴールドカード

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損保ジャパン日本興亜(MUFGゴールドと同じ)の「出航遅延費用等保険金」が付帯。

特徴は上限2万円と、自動付帯なこと。

付帯保険内容照会 | JCBカードのおすすめ保険

JCBプロパーという安心感もあります。特典航空券を使って海外旅行に行くことが多い方には特におすすめとなっています。

なお、JCBというと会社提携のコーポレートゴールドや、ビジネスカードを持っている人も多いと思いますが、この出航遅延費用等保険金については、補償が異なるケースが多いので、必ず事前に確認しておきましょう。

なお、

JAL ClubA ゴールドカード、ANA ワイド ゴールドカードについては、

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付帯保険内容照会 | JCBカードのおすすめ保険

 

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付帯保険内容照会 | JCBカードのおすすめ保険

 

もそれぞれ同様に対象となります。(JGCSFCも同様)

 

三井住友VISAカード

三井住友VISAカードでは、プラチナカードに付帯します。でも年会費は、54000円です。

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利用付帯で上限2万円の「出発遅延・欠航・搭乗不能費用保険」が受けられます。

あえて特徴を言えば、数少ない三井住友海上保険の取り扱い。

航空便遅延保険(海外・国内)|クレジットカードの三井住友VISAカード

 

三井住友が発行する通常のゴールドカードは、補償対象外なのですが、なぜかANA VISA ワイドゴールドカードには付帯しています。

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その他のサービス│ANAカードのご案内│ANAマイレージクラブ

利用付帯で1万円が上限と、普通ではあるものの、ヘビーユーザーならば所有者は多いと思いますので、ANAユーザーなら安心ですね。JALClubA ゴールドはVISAと言っても、三菱UFJニコス系だからなのか付帯していません。

 

 

国内線遅延特約を各カードで比較

カード名

MUFG Gold

Dカード G

JCB G

ANA VISA WIDE

年会費

2,100

10,800

10,800

15,120

付帯条件

利用付帯

利用付帯

自動付帯

利用付帯

上限額

10,000

10,000

20,000

10,000

海外遅延

×

保険会社

東京日動

損保J

東京日動

三井住友

 

条件だけならJCBゴールドが圧倒的に良い。

上限額も2万円と余裕があるし、自動付帯なのもうれしい。

JALのヘビーユーザーで上級会員であるJGCメンバー(目指す人含む)なら、JCB Club Aゴールド一択

ANAの上級会員であるSFC会員(目指す人含む)なら、「ANA VISA ワイドゴールド」がおすすめ。「ANA JCBワイドゴールド」でもいいんだけど、VISAのほうがマイペイすリボで年会費も安くなる。

 

上級会員でない場合、Dカードに魅力を感じるかが、年会費負担の分かれ道

ドコモユーザーと、JALに頻繁に乗るユーザーなら、Dカードのゴールド会員資格が得られるので、Dカードゴールドがよい。

 

そのほか、フェラーリカードやオリコカードなど、国内線遅延便が対象となるカードはいくつかある。フェラーリユーザーやオリコラブなユーザーは検討してもいいと思うけど、そもそも航空機遅延費用特約を利用することはあまりないと思うので、本当の保険として考えるならMUFGゴールドの2,100円で十分だと思われる。

 

実際の請求は?

さて、これは私が実際に欠航を経験したケースです。

自身も体験しましたが、昼食で1万円までというのは庶民にとっては、「もう好きなもの食べていいよ」状態です。

1回目に利用したのは昨冬、中国地方への出張の時。現地での視界不良により昼の便が欠航、夜の便へと振替となりました。

その際には、羽田空港から近くのシティホテルに移動してホテルでランチビュッフェを食べて、夕方軽く寿司をつまんで代替便でフライト。

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自腹じゃ絶対食べれないホタテの雲丹焼きなどをオーダー。

2回目は北海道への旅行ですが、当日全てのフライトが中止になったため、旅行自体を中止することに。

羽田空港から自宅への帰宅途中に、焼肉とビールで乾杯。

いずれも庶民にはお腹いっぱいになれるごちそうを食べることができました。

ただこの2回の保険金請求は異なる保険会社だったため、いくつか対応が異なりました。

 

①食事代は、自身の分なのか、自身が払った分(家族分含む)なのか

②旅行自体を中止した時の取り扱い

 

まず①の食事代。

保険会社によって対応が異なった部分です。1回目の保険会社では、「家族だとしても自分が支払った分のみが対象になるので、領収書を分けて発行してもらうか、レシートで自身が食べた分がわかるか明確にしてください」とのこと。

2回目の保険会社は、「自身が支払った分が対象となるので、ご家族分を自分で支払っているのなら全額が対象になる」とのことでした。

 

次に旅行自体が中止になった時の取り扱い

この時は「代替便の利用までの食事が対象なので、中止になった場合は原則補償の対象外。今回に限り特別に対象とする」という扱いを受けました。別の保険会社では、旅行自体が中止になった場合は、空港から自宅までの間の食事であれば補償対象という答えをもらっていました。

 

上記のとおり、この特約は取扱件数も多くないからか、対応にばらつきがあります。

大散財した後に、保険対象外となると残念感が半端ないので、欠航や遅延が決まった段階で保険会社に連絡・相談をお勧めします。

 

ちなみに翌日への振り替えであれば、自宅近くなどいくらでも1万円の食事ができるのですが、当日中の遅延の場合食事処に頭を悩まします。その時は、都心に出て食事をしたのですが、もし時間がなかった場合は空港内で食事することになると思います。

その場合、お酒が飲めればいくらでも散財できるのですが、下戸の方や出張などでお酒が飲めないと、1万円の枠を使い切るのが結構大変。

私は、次回もしこの保険が使えるときには、空港内のお寿司屋さんで時価を注文しまくる予定(笑

https://tabelog.com/tokyo/A1315/A131504/13032380/

 

請求自体は簡単。

2つの保険会社を使いましたが、第一報をコールセンターに入れます。

便名と搭乗不能理由、振替便について聞かれその場で「対象となる」ことが確認。

その後、申請書類が来ますので、

・欠航証明書(航空会社HPから)

・購入時の領収書(航空会社HPから)

WEB明細書(カード会社HPから)

・飲食店の領収書(レシートでも可)

を同封して、返送。およそ2週間程度で無事振り込みが完了。

 

感想

飛行機が欠航した場合、天候事由なのか、航空会社の責によるものかで対応は大きく異なる。

JAL20169月で見ると、国内線は18,370便の発着のうち、欠航は134便。内訳は、天候が63便、機材故障が17便、機材繰りが37便、その他が17便。

その他はほとんどが、伊丹空港の発着時間オーバーによるもの。

 

また、昨年度一番多く欠航したのは12月。冬季の降雪や強風により、19,296便中573便が欠航。

欠航便(2016年12月) | 安全・運航情報 | JAL企業サイト

これを多いとみるか少ないとみるか。

たぶん昼間に羽田-伊丹を使っている限りは、ほとんど欠航にならないと思う。路線や時期によっては就航率がだいぶ下がる。特にANAの八丈島行などはしょっちゅう欠航している。

旅行で普通運賃を利用する人なんかほとんどいないと思うけど、出張なんかで、直前に普通運賃で購入する場合、台風時期や、低気圧などで欠航するリスクがあるときには、航空機遅延特約の対象となるカードで購入するのがおすすめだと思う。