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JAL予約システム変更による陸マイラーへの影響は?

2017年11月16日(木)からJALの予約システムが変更されるとのアナウンスがされています。
旅客サービスシステムの刷新に伴う、各種お取り扱いについて

http:// https://www.jal.co.jp/info/pss/jmb/


これによる陸マイラーへの影響ですが

○航空券の有効期限が1年間に延長(60日)
○eJALポイント払い戻しが可能に
×特便や株優のキャンセル待ちが不可に
×ファースト、クラスJは、予約時に全額支払いが必要
×国内線特典航空券の前便への変更ができなるなる。
×購入後の運賃変更時に差額の返還がなくなる
×購入後のクラス変更が不可に

ということで、基本的には改悪されるといってもよいでしょう。

ただし、陸マイラーや、JGC修行僧に与える影響について考えて見ると、ファーストクラスやクラスJの競争率が下がるなど、少しはプラスの影響も出てきそう。
今回はそのあたりを考察したいと思います。

 

JAL予約システム変更の背景は?

今回のシステム刷新は、2014年にすでに発表されています。

JALグループ、旅客サービスシステムにアマデウス社Alteaを採用 | プレスリリース | JAL企業サイト


従来は、国内・国外向けともに、自社の予約システムを利用していましたが、それを「アマデウス社」の「Alteaシステム(アルテア)」にアウトソーシングするというもの。

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これにより、JALとしては、海外の運賃制度の変更などに対して、自社でシステム改修していたものが、アマデウス社側でシステム改修を行ってくれるようになるとともに、システム管理費が、アマデウス社側への利用料に変わることで、経費を削減できるということです。
実際、過去のANAの事例では年間10億円近い削減につながったようで、こうしたコストダウンは、運賃引き下げ等にもつながるので、歓迎すべきことです。

ただ懸念すべきは、サービスの世界標準化による、JAL独自サービスの削減。
今回の改修では、まさに日本人に必要とされていたサービスの一部が削られてしまうことになりそうです。

マイラーとしてうれしいeJALポイントの払い戻し

まず良い面から見てみます。eJALポイントを利用した航空券の発券では、これまで払い戻しができませんでした。
そのため、修業等の予約をキャンセルした場合でもeJALポイント分は払い戻しされず。
「自分のポイントなのにこれはおかしい!ANAのSKYコインは払い戻しされるのに!」
と思っていたところ、今後は払い戻しが可能になるというもの。
これはうれしいですよね。
一方で、これまでは、eJALポイントを特典航空券利用時に、空港利用料や燃油サーチャージに充当できていたものが、今後は不可に。陸マイラーで、マイルを効率的に貯めていくと、航空会社への支払いの機会って少なくなるんですよね。
まして、eJALポイントは有効期限があるので、特典航空券利用時にもeJALポイントを消化できるのは大変ありがたかったので、この点の変更はとても残念なものです。

特便や株主優待券のキャンセル待ち不可は痛手が大きい!

今回の改修で修行僧的に最もダメージが大きいのがこれまで可能だった「特便」や「株主優待運賃」のキャンセル待ちができなくなったこと。
これまで、株主優待運賃でもキャンセル待ちができたため、修行時のファーストクラス利用でもキャンセル待ちで搭乗できました。
最初の予約争いに敗れても、休暇を取れそうな日にキャンセル待ちをいくつか入れておけば、案外キャンセルが発生したもの。

来年の修業はそれができなくなりそうです。


ファースト、クラスJは、予約時に全額支払いが必要に

一方で、改悪だけど見方によっては、JGC修業僧にとってメリットになりそうなのはこちら。
JALでは、ファーストクラスやクラスJは、普通座席のオプション的な運用をしていたところがあって、これまで、予約時には普通席運賃を支払って、ファーストクラスやクラスJは、追加料金を別途支払うことができました。
どんな時にこの制度が有用かというと、出張時に普通席利用しか認められていないサラリーマンの出張。
たとえば、羽田-那覇のファーストクラスが48,000円だとした場合、40000円の普通席+8000円のファーストクラス料金という扱いでした。
「予約時には普通席運賃を支払って、追加料金8,000円は、別途自腹で支払う。」
こうすると、普通席運賃への領収書(40,000円)と、ファーストクラス(8,000円)の追加料金の領収書の2つが発行されていました。
実際にはファーストクラスに搭乗しても、普通席運賃の領収書を経理に渡せば、40,000円の請求となり、見た目上は普通席に乗った扱いでした。
それが今回は、ファーストクラス運賃として、領収書は48,000円まとめて1枚になります。
これまで自腹を支払って、ファーストクラスやクラスJに乗っていた利用者が、出張時には普通席に乗らざるを得ない可能性が高まります。

ファーストクラスやクラスJの予約が取りやすくなることが想定されます。

購入後のクラス変更は不可だが、当日アップグレードは可能。

さて、もう一つ、「購入後のクラス変更が不可になる」という条件。当日アップグレードも不可になるかと思いきやその点は心配なさそうです。
しかしこれまで、普通席で購入後にクラスJに搭乗したくなった場合、差額の1000円を支払えば、クラス変更が可能でした。
今後は、一度払い戻しをして、再度購入することが必要となります。
先ほど言った通り、これまでは普通席運賃+オプション運賃だったのが、今後は、全く別の予約として取り扱われるためです。

ただし、当日空席があった場合のアップグレードは問題なく可能とのこと。
これらの制度改正により、これまで出張族が自腹を切ってファースト&クラスJ予約をしていた人たちや、株主優待券でキャンセル待ちをしていた人たちの予約が、キャンセル待ちに流れてくることが考えられます。
そして、ビジネス客は、直前に空港に着くケースが多いと思います。そうなると、当日朝早く空港に到着してアップグレードキャンセル待ちができる修行僧には有利に働く可能性も高まります。
もしかしたら、チャンスの可能性もありますね!

ANAの導入時には大トラブル発生!またそのほかにも変更があるかも?

しかし気になる一文も。
「なお、追加の変更点は決まり次第、随時更新してまいります。」


インターネット上では、「現状では100%の加算率である国際線の国内線区間が、国際線予約の予約クラスに合わせた加算率にされる」「国際線同様、当日アップグレードしても積算FOPやマイルは予約当初の運賃が対象」などのうわさも出ています。

また、ANAは、2015年4月にこのアマデウスシステムを導入したのですが、システム導入の影響により、大幅にシステムがダウンしたこともあります。

その当時は、予約システム導入に伴う、大幅な予約制度の変更は起こりませんでした。

というのも、ANAが導入したアマデウスシステムは、国際線のみ。

国内線では自社開発の「エイブル」システムを併用して利用中で、提携するエアドゥーなどに、利用権を販売してるようです。

そのため、システムが複雑になり、大規模なシステム障害につながった一方で、エアドゥーなどの国内航空会社との提携が可能になっています。

 

今回のJALは、国内航空会社で初となる、アマデウス社システムの国内・国際線への同時導入。

すでにBA(ブリティッシュエアウェイズ)のマイル(アビオス)で、JALの特典航空券を購入しようとしても、web上では決済できないトラブルが発生するなど、今後が心配な動きも発生しています。

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今後の動向も注意深く見守っていく必要がありそうです。

 

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