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子連れトラベラーの陸マイル情報局(JGC・SFCを目指して)

子連れトラベラーが、陸マイルを稼ぎ、子どもを連れて特典航空券で世界を旅したいページ

キャセイパシフィックが買収されてスタアラへ?(ワンワールドの危機)

2017年の新年早々から、「キャセイパシフィック航空」が、中国国際航空の傘下に入るという報道がされています。

 

1月19日12時00分追記

キャセイは報道を否定しています。

http://www.traders.co.jp/m/news/news_detail.asp?ncd=328493&type=2

 

1月19日17時50分追記

いろんな英語ソースや中国ソースからまとめた最新情報。

キャセイパシフィックの中国国際航空による買収は公式に否定された模様です。結局公式発表すると噂だった19日になっても18時現在アナウンスはありません。

ただ、香港系メディアは昨日の買収報道から一転「キャセイが中国国際航空による買収を明確に否定した」と報じています。

 

やはり業績が大幅に悪化しているのは事実なようで、旅客数も0.8%増と7年ぶりに低い伸び率。2017年には9期ぶりに赤字に転落する観測も出ています。

 

そのため大規模なリストラを予定、削減部門はITや総務などのバックオフィスが中心とのこと。

 

この原因は、中国本土からの米国や東南アジアへの直行便が増えたことで、香港空港の本土からのハブ空港としての重要性が低下していることから。

逆に中国国際航空や中国東方航空など、本土の

航空会社は旅客数も伸びており順調なようです。

これは構造的な問題なので、キャセイと中国国際航空のパワーバランスが今後変化していくのは間違いなさそう。

 

単なる誤報ではなく、今回はそうならなかったけど、実際にそういう話が出ていたからの報道だと思われます。

 

そもそも、キャセイパシフィック航空は、香港を拠点として、JALと同じワンワールドに所属するエアライン。
中国国際航空は中華人民共和国で北京を拠点とする航空会社で、ANAと同じスターアライアンスに所属するエアライン。

今回の報道は、キャセイパシフィック航空が、中国国際航空の傘下に入るというもの。
その場合、現在のワンワールドを脱退して、親会社と同じスターアライアンスに加盟することも取りざたされています。その影響等について考察したいと思います。

 


今回の報道は?

香港最大の航空会社「キャセイパシフィック」は羽田-香港を初めとして、子会社のドラゴンエアとともに、多数の路線を就航させています。
中国国際航空は、中国のフラグシップキャリアで、キャセイパシフィックの2番目の大口株主で、約30%の株を所有しています。今回、筆頭株主である香港の財閥から株を買い増し、傘下に入れるという報道が香港のメディアでされています。

中国国際航空、キャセイパシフィック航空株を追加取得し筆頭株主に 香港メディア報道 - トラベルメディア「Traicy(トライシー)」

キャセイ新戦略発表へ、大規模リストラも

 

なお、正式発表は、明日19日にされるようです。

 

19日8時追記

ロイターによると資本の異動はないとの報道です。

誤報か回避された可能性があります。

Hong Kong's Cathay Pacific to cut jobs as part of review | Article [AMP] | Reuters

キャセイパシフィック航空とは?

日本にも路線がある香港の航空会社は2社。
キャセイ・パシフィック航空(CX)と香港航空(HX)です。
キャセイパシフィック航空傘下には、LCC「キャセイドラゴン航空」があります。
同様に、香港航空傘下には、「香港エクスプレス航空」があります。

ただし、実質的には、キャセイパシフィック一強。

f:id:mairu-de-hawaii:20170118171447j:image
世界的に見ても優れたサービスと安全性。全世界に張り巡らされたネットワークは加盟しており、ワンワールドグループの中でも高い評価を得ています。

また、ラウンジも充実しており、特に香港のラウンジでは、作りたての麺料理を提供する「ヌードルバー」を設けるなど定評があります。
さらに、羽田空港には、海外の航空会社として唯一独自にキャセイパシフィック航空ラウンジを持つなど、日本でも高い評価を得ています。
飛行機も約150機を所有しており、日本にも羽田・関西・福岡等多数の直行便を飛ばしています。

ドイツの協会が発表する最新の安全ランキングでは、第一位にランクイン

Airline Safety Ranking 2017 » JACDEC


日系キャリアではJALが10位で、ANAが11位です。
世界的にみると、日本の航空会社よりもはるかに高い評価を受けているんですね。

キャセイパシフィック航空の資本構成ですが、スワイヤーグループが約43%で中国国際航空が29.99%で続きます。
親会社のスワイヤー・グループというイギリス系の財閥で、香港でも有数の大企業です。

中国国際航空とは

英語名で「エア・チャイナ」と呼ばれ、中国ではNo1のフラッグシップキャリアです。

f:id:mairu-de-hawaii:20170118173559j:image

公式HPより。ダ、ダサい!


先ほど示したドイツの安全性ランキングでは、42位。(2017年版は上位のみの掲載なので2016年版を利用)

Airline Safety Ranking 2016 » JACDEC

よく格安航空券で出てくる危ない会社でしょ?いや、それは「チャイナエアライン」で台湾の航空会社。それでもキャセイにはぜ〜んぜん及ばない安全性。こんなとこに買われて大丈夫か?と心配になっちゃいます。悪貨は良貨を駆逐するってあれですね。

 

日本人からの評判も今ひとつ。さらに先日の新千歳空港での中国人の暴動騒ぎも中国国際航空の対応が悪かったと言う話もあります。

「新千歳空港で暴れた中国人乗客」騒動の真相 WEDGE Infinity(ウェッジ)

 


ついでに中国、台湾と香港のエアラインは分かりにくいのでまとめてみました。

 

社名

ハブ空港

アライアンス

安全順位

中国

中国国際航空(エアチャイナ)

北京

スタアラ

42

中国

中国東方航空

上海

スカイ

33

台湾

中華航空(チャイナエアライン)

台湾桃園

スカイ

58

台湾

エバー航空

台湾桃園

スタアラ

3

香港

キャセイパシフィック

香港

ワンワ

1

 

中国国際航空は、ANAと同じくスターアライアンスに所属しています。

規模的には飛行機の所有機数は370機を超えるなど、キャセイよりもはるかに大きい会社。中国東方航空も大きい会社。その他に中国南方航空や海航集団なんかがでかい。

キャセイパシフィックは、所有機数的には中国国内で言うとそれらに続く5番目くらの大きさになると思う。やっぱり中国はスケールが全然違うね!

 キャセイはワンワールドの中核会社

キャセイは、ワンワールドの当初からの設立メンバー(他はアメリカン航空、ブリティッシュ・エアウェイズ、カンタス航空)。ワンワールド内でも存在感が大きい。

スタアラに入ってるだけの中国国際航空とは全然違う。

 

さらにワンワールドに現在所属している各社の中でも、キャセイパシフィックは、香港便をはじめ、日本路線を多数持っており、日本航空ともコードシェア便を多数運航しています。

また、JALマイルを利用すれば、ワンワールド特典としてキャセイパシフィック便の利用も可能。特典航空券向けの座席がJAL便だけでは限られてしまう状況の中で、日本人にとても重宝されています。

でもANAマイルで中国国際航空の特典航空券を取ったって話は滅多に聞きません。

 

私自身は、東南アジアへの旅行を検討する際に、乗り継ぎ便になりますが、利用候補としていつも上がってきます。

香港は、ベトナムたタイからも近く、まさに東南アジアの玄関口になる場所。

また、乗り継ぎ地となる香港空港は規模が大きく空港内で楽しめるうえ、空港から町中へのアクセスも鉄道利用で良好。

乗り継ぎポイントとしては最高なんですよね。

 

なので、JGC会員になった暁には、ワンワールド特典で、キャセイをたくさん利用しようと目論んでいました。

 買収されたらワンワールドから抜けるのか?

キャセイパシフィックを買収する中国国際航空はスターアライアンスに所属しています。

この場合、キャセイパシフィックは、スターアライアンスに所属が変わってしまうのでしょうか?

 

2000年に発生したカナディアン航空の離脱が例に挙げられます。

ワンワールド創立メンバーだったカナディアン航空が、カナダ国内でのライバルだったエア・カナダ(スターアライアンスに所属)に買収された事例です。

1999年末、エア・カナダによるカナディアン航空の吸収合併が発表されました。

その後20003月にワンワールドからの離脱を発表。20006月には実際に離脱となったのです。

この合併は完全にライバル関係にある会社で、路線も重複していたため、早急な判断になった可能性はありますが、それでも合併発表から、わずか半年で、離脱しています。

 

今回も同じスケジュールで考えていくと、20177月にはキャセイパシフィックがワンワールドから離脱する可能性も十分に考えられます

 弱小ワンワールド連合の危機

JALが所属するワンワールド連合の所属会社は次の各社

エアベルリン(ドイツ)

アメリカン航空(アメリカ)

ブリティッシュ・エアウェイズ(イギリス)

キャセイパシフィック航空(香港)

フィンエアー(フィンランド)

イベリア航空(スペイン)

LATAM(チリ)

カタール航空(カタール)

マレーシア航空(マレーシア)

カンタス航空(オーストラリア)

スリランカ航空(スリランカ)

 この中から、キャセイパシフィック航空が抜けてしまったらどうなるでしょう?

日本人には深刻です。香港は日本から見て、東南アジアのハブ空港として利用しやすい位置関係です。

特にタイ・ベトナム・中東などには、香港からキャセイパシフィック航空がいくつも便を出しており、

羽田から香港経由で、各国に行きやすいというメリットがあります。

これがなくなってしまうと・・・・

あとはマレーシア航空くらいでしょうか・・・・・いや、でも行方不明になったり、ミサイルで落とされたりしちゃう。。。

 

さらに香港行きなど特典航空券が、これまでJALとキャセイで分散していたのに、JALに集中する可能性が高いです。

特典航空券として提供される座席が半減してしまいます。

スターアライアンス陣営のANAユーザーにはチャンスかも!

一方このニュースにANAユーザーは歓喜の声を上げるのではないでしょうか?

特典航空券で発見できる航空会社が1社増えます。また、世界各国でキャセイパシフィック航空のラウンジが利用できるようになることも大きなメリット。キャセイのラウンジは評判良いですから!

中国国際航空とは大違い!

 ただしキャセイ大幅リストラの可能性もあります。リストラ後の路線数や安全性、サービスは現行水準は望めないかもしれません。

 

また、アメックスのポイントは、キャセイに移行できます。これまで、アメックスはスターアライアンス系への移行可能な会社が今一つ少なくて不便だったのですが、キャセイならば非常に使いやすいプログラムなのでアメックスユーザーにも魅力的では?

 JGCの魅力が激減するかも?

実際にキャセイがワンワールドから抜けたら状況は深刻です。航空勢力が大きく変わってしまう可能性もあります。

 

ただし、一国二制度を持つ中国と香港の関係をから、強引に中国の親企業が主導してキャセイの経営方針を大きく変えるというのは、キャセイの国際的に高い評価や、香港市民の感情を害する可能性もあります。

 

また、成田空港のように、アライアンスごとにターミナルが分けられている利便性を害してしまいます。

そうなると、100%吸収合併をしたカナディアン航空のような早急なアライアンスからの離脱はないかもしれません。

 

そう、今回は100%子会社化したわけではありません。筆頭株主として、キャセイパシフィックは独立した会社として十分収益を上げるまで見守るかもしれません。

でも早急ではないにしても、いつかは、スターアライアンスに行ってしまうんですかね。

 

上級会員資格のJGC(JAL)とSFC(ANA)。これらを取得すると自動的にワンワールドやスターアライアンスでも上級会員になることができます。

上級会員になると、JALでないワンワールド便を利用した場合でもJALのラウンジが利用できたり、ANAに搭乗した場合でも、スターアライアンス加盟の他社ラウンジが利用できるなどメリットはいっぱいです。

 


昨日ものすごい勢いで、JGC修行を宣言した僕ですが、正直このニュースが昨年流れていたらSFC修行をしていたかも・・

というくらい大きな・そして残念なニュースになってしまいました。

 陸マイラーに与えるインパクトと、陸マイラーの始め方。

さて、私はマイルを貯めはじめてから8か月ほどが経ちました。陸マイラー活動は当初想定した以上にすごいペースでマイルがたまっていきます。

クレジットカードのポイントだけで貯めていたころは、1年でやっと1万マイル。使い道がなくて失効させることもしばしばでしたが、今ではその使い道を毎日家族で楽しく話しています。

実は当初このブログは、マイルでハワイに行くことを目的としていました。

ところが昨年、特典航空券で香港旅行に行って香港にはまりました。

香港はビジネス路線だからか、休日の特典航空券がとても取りやすかったのです。

これまで香港と言えば、JAL&キャセイのワンワールドグループのチケットがとりやすかったのですが、今後は、ANA&キャセイのスターアライアンスグループでチケットをとることになるかもしれませんね。

 

陸マイラーにとって朗報なのは、JALのマイルは陸マイラー活動ではためにくいのですが、ANAのマイルはとても貯めるのが容易なこと。陸マイラーにとっては、スターアライアンスへの移行は特典航空券が取りやすくなるチャンスかもしれません。

私も現在、ハピタスと呼ばれるポイントサイトを利用して、毎月ANAマイルを18000マイル、JALマイルを5200マイル貯めています。

 

具体的にはハピタスに登録して、ハピタス経由でクレジットカードを作ったり楽天ショッピングで購入したりするだけ、マッサージを受けてポイントまでもらえるという案件もありました。 

 今、陸マイラーとして活躍する多くの方々は、「ハピタス」に登録しているので、信頼性も高いサイトです。

もしまだ登録されていない方は、ぜひこちら「ハピタス」から登録してください。

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