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アメックスショック再び!改悪前の移行先をガチで検討!

突如、アメックスのリワードプラスが改悪されるというニュースが入ってきました。

来年の41日から、現在の「1000P1000マイル」の移行レートから、「1250ポイント=1000マイル」への移行レートに改悪されるとのこと。

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これまで1P1マイルで移行可能だったのに、41日からは、1P0.8マイルの移行レートへと大幅ダウンしてしまいます。

ANAマイルへの移行に限っては、1P=1マイルと現行通り。ただし、こちらは年間8万マイルまでと移行に上限があります。

 

331日までにマイルを移行した方が良いのか、移行するならどこが良いのか?などを検証していましょう

 

 

 

アメックスから移行可能なマイレージプログラムは?

アメックスのポイントを移行可能なマイレージプログラムはこちらのページに掲載されていま

す。 

分かりにくいので、航空連合別に拠点空港とともに整理すると、

 

ワンワールド加盟

・ブリティッシュエアウェイズ(ロンドン)

・キャセイパシフィック航空(香港)

・カタール航空(カタール)

・フィンエアー(ヘルシンキ)

 

スターアライアンス加盟

・ANA

・タイ国際航空(バンコク)

・シンガポール航空(シンガポール)

・スカンジナビア航空(北欧)

 

スカイチーム加盟

・チャイナエアライン(台北)

・デルタ航空(アトランタ)

・アリタリア-イタリア航空(ローマ)

・エールフランス‐KLM(パリ・アムステルダム)

 

その他は

・ヴァージン・アトランティック航空(ロンドン)

・エティハド航空(アブダビ)

・エミレーツ航空(ドバイ)

となります。

 

各地への距離は?

国内空港から、主な空港からの距離は以下の通り

-

東京

大阪

ソウル

758

525

上海

1111

831

台北

1330

1061

グアム

1561

1575

香港

1823

1548

マニラ

1880

1651

ホーチミン

2706

2441

バンコク

2869

2592

シンガポール

3312

3059

クアラルンプール

3338

3076

ジャカルタ

3612

3379

ケアンズ

3651

3625

ホノルル

3831

4106

モスクワ

4664

4561

ロサンゼルス

5458

5721

フランクフルト

5928

5761

パリ

6194

6103

ロンドン

6214

5721

ニューヨーク

6723

6939

やや、大阪の方が必要マイルが少ないですね。

 

JALマイレージバンク - JAL国際線区間マイル表

東京発着路線│国際線マイレージチャート│ANA国際線│マイルを貯める│ANAマイレー

JALやANAでの必要マイル数は?

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ここで、比較の参考までにANAとJALの必要マイル数をまとめました。

ANAとJALの必要マイル数は、距離ではなくエリアごとです。

したがって、北海道から台湾と、福岡から台湾は距離的にはずいぶん違いますが、特典航空券の必要マイル数としては同一となっています。

 

 

 

航空会社(ワンワールド各社)での利用は?

 以前であれば、アメリカンエキスプレスのポイントから、JALのマイルにストレートに移行できたようですが、2014131日をもって移行が廃止されてしまいました。

そのため、ストレートに移行することはできません。ANAマイル経由で移行するルートもありますが、移行レートが極めて低くなること、年間に移行できるマイルに上限があることなどから現実的ではありません。

 

しかし、JALを利用する手段としては、ワンワールド加盟会社のブリティッシュエアウェイズ(BA)や、キャセイパシフィク航空のマイルに移行して、ワンワールド「ワンワールド特典」を利用するという方法がとられています。

アメックスから移行が可能なワンワールド加盟会社

・ブリティッシュエアウェイズ(ロンドン)

・キャセイパシフィック航空(香港)

・カタール航空(カタール)

・フィンエアー(ヘルシンキ)

 

ブリティッシュエアウェイズ(BA

イギリスのフラグシップキャリアであるブリティッシュエアウェイズ(BA)。

BAの「エグセクティブ・クラブ」というマイレージプログラムでは、マイルではなくAVIOSポイントと称していますが、ここではマイルとして表記します。東京-ロンドンの自社路線に加えて、ワン・ワールドグループの他社航空券も発券可能。マイル数も少なく、、日本人にもとても人気のプログラムです。HPも日本語にほぼ完全に対応しています。

 

BAの有効期限

一番の特徴は、マイルが実質的には無期限有効ということ。通常3年間ですが、その間に利用するなどの増減があれば、その時点からさらに3年間有効となります。特典航空券の利用はもちろん、アメックスからの移行やマイルの購入でも延長されるのです。

 

BA直営便の利用

直営便としては、「東京-ロンドン」便を運航しているほか、フランクフルトやパリ便についてJAL運航のコードシェア便があるのですが、特典航空券では、取れなさそう

 

そのため現在予約可能なのは直行便で、

成田-ロンドン

Y

PY

C

オフピーク

39000

78000

150000

ピーク

60000

120000

180000

です。

このオフピークというのが、日本のオフピークの概念とは違うようで、ゴールデンウィークなどは「オフピーク扱い」。

ブリティッシュエアウェイズ特典航空券のオフピーク期間一覧

オフピークのロンドン行はとってもお得だと思います。プレエコになると若干値段は上がってしまいますが、それでもまずまず。

パリには、ユーロスターで2時間、5000円程度のようですが、もちろんBAの特典航空券で乗継も可能。その場合はこちら。

1-650マイル

Y

C

オフピーク

8000

15500

ピーク

9000

18000

 

651-1150マイル

Y

C

オフピーク

13000

25500

ピーク

15000

30000

 

パリや、ドイツは、650マイル未満ですが、ローマやスペインは651マイルを超えてしまいます。ロンドンからの区間マイルは「こちら」のページに詳しく乗っています。

 

BAのワンワールド特典

なお、ブリティッシュエアウェイズでは、ワン・ワールド加盟会社の路線ならば、ワンワールド特典として、JALやキャセイパシフィック航空を利用することが可能です。

 

路線マイル

都市例

Y

PY

C

1-650

国内線

9000

18000

651-1150

沖縄、ソウル

15000

30000

1151-2000

香港、グアム

20000

30000

40000

2001-3000

東南アジア

25000

50000

75000

3001-4000

ホノルル

40000

80000

120000

4001-5500

モスクワ

50000

100000

150000

5501-6500

米西

60000

120000

180000

6501-7000

米東、EU

70000

140000

210000

7001-

該当なし

100000

200000

300000

 

JALでは、「アジア」と「北米」といったエリアで必要マイルが決まりますが、このプログラムでは、マイルごとに必要マイル数が設定されているのがポイントです。

BAでは、近距離路線がお得です。特にアジア圏やグアムのエコノミーは超お得。香港はプレエコもお得です。(グアムは設定なし)

ホノルルも決して悪くはないのですが、JALでは便数が少なめでとるのが困難なのがネックです。

 

キャセイパシフィック

香港フラグシップキャリアであるキャセイパシフィック。Asia milesというマイレージプログラムがあります。キャセイは香港や台北経由でアジア各国に多数航路を持っておりとても便利。乗継げばヨーロッパ系へのフライトにも便利です。

通常は、乗継便では、それぞれの区間でマイルが必要ですが、キャセイパシフィックは通算したマイル数で取れるため、直行便と乗継便でも同じマイル数でチケットをとることが可能です。

 

キャセイのマイルの期限は?

マイルの期限は、3年後の四半期末。すなわち2017331日に移行した場合、331日付の移行ならば、2020331日。4月付の移行ならば2020630日です。

 延長もできるのですが、10000マイル延長するのに、$200が必要。お得度は低いですよね。ということで、マイルの期限は一般的です。

 

キャセイパシフィックの特典航空券に必要マイル数

http://www.asiamiles.com/am/ja/redeem/charts

こちらは自社便・ワンワールド特典で同じ必要マイル数です。

 

PY

1-600

15000

18000

30000

610-1200

20000

24000

40000

1201-2500

30000

36000

50000

2501-5000

45000

54000

80000

5001-7500

60000

80000

120000

 

だいぶざっくりとした必要マイル数です。

BAと比べると必要マイル数はやや多め。ただし、ビジネスクラスは、エコノミーの2倍程度で、JALほどではありませんが、BAよりもやや有利。

ぱっと見るとプレエコがお得な感じ。でもキャセイのプレエコはラウンジ利用ができないんです。JALのプレエコは取れません。

 

キャセイを利用して香港経由で中東やヨーロッパに行ったり、遠距離である米東海岸に行くときには有利なプログラムですね。

 

カタール航空

カタール航空は、ドーハの悲劇で有名な中東カタールの国営航空会社。以前はANAと提携していましたが、それが終了し、現在はJALが所属するワンワールドに所属しています。

カタール航空では、有効期限は3年後の半期末(6月or12月)まで。延長は10000マイルにつき、$150です。

 日本-ドーハの直行便で必要マイルは、往復で60000マイル。カタールからは、中東・アフリカへの乗り継ぎが多数出ているようで、そちらへの利用にはとても便利なようです。

 ワンワールド特典はすいません見つけられませんでした。

 

フィンエアー(フィンランド航空)

フィンエアーはヘルシンキを拠点とする北欧の航空会社。

意外なことに、「成田-ヘルシンキ」は9時間30分ほどと、ヨーロッパの中でも非常に近い場所にあるということです。世界地図だけを見ているとわからないでよね。

フィンエアーの自社便利用では「アジア-ヨーロッパ間」となり、125,000マイル必要。

 

ワンワールド特典でも利用した場合です必要マイル数がかなり多い模様です。

パートナー航空会社の特典フライト | Finnair

 

航空会社(スターアライアンス各社)での利用は?

・ANA

・タイ国際航空(バンコク)

・シンガポール航空(シンガポール)

・スカンジナビア航空(北欧)

 

ANA

ANAは、アメックスからポイントを直接移行できます。そしてその移行レートは改悪後も1P=1マイルと他の航空会社と比べて好レートです。

しかし難点が2つ。

・1年間あたり5400円の移行手数料がかかること。

・年間80,000マイルまでと移行に上限が設けられていること。

ANAは世界的に見ても必要マイル数が少ない会社ですので、ANAのマイルであれば、そのまま直接使うのがお勧めです。

もちろん、スターアライアンス所属の航空会社に移行してからスターアライアンス特典で特典航空券をとることもできます。

 マイルの有効期限は3年ですが、スカイコインに替えたり、電子マネーに移行したりと利用方法は様々なので、日本在住ならば、替えられる限りは替えておきましょう。

 

タイ国際航空

 

タイのフラグシップキャリアである、タイ国際航空はスターアライアンスグループです。

日本各地から、タイの首都バンコクに路線を持っています。

マイルの有効期限は3年後の四半期末と平均的。

ただ残念ながらマイルの価値は他の会社に比べても低めです。

 

自社運航便利用

日本―タイ間では45,000マイル(エコノミー)、60,000マイル(ビジネス)となります。

ANAでも35,000マイル(Y)なので、お得感は薄れてしまいます。

新千歳や福岡などからバンコクに行きたい場合は、選択肢としてはありかもしれません。

 スターアライアンス特典

スターアライアンス特典でも、タイ国際航空のマイルの扱いは低め。

http://www.thaiairways.com/static/common/pdf/royal_orchid_plus/Redeeming/Star_Alliance_Chart.pdf

エコノミーでもハワイやグアムは8万マイル必要です。

 

シンガポール航空f:id:mairu-de-hawaii:20160827061152p:plain

 

シンガポール航空は、安全で定評があるシンガポールの航空会社。

以前はA380を飛ばしていたため、一部の人から高い人気あありましたが、今年A380が撤退してしまいました。

自社運航便

以前は日本経由でタイなど多数飛ばしていたのですが、今では、自社路線としては

・成田、羽田、関空、中部、福岡からシンガポール

・成田-ロサンゼルス

2系統の路線です。

このうちシンガポール路線は45000マイル、ロサンゼルスは65000マイル

http://www.singaporeair.com/saar5/pdf/ppsclub_krisflyer/charts/SQMI_OneWayAwardCharts.pdf

 

シンガポール航空のスターアライアンス特典

シンガポール航空でスターアライアンス特典の際に利用するチャートはこちら

特長として日本は、「ノースアジア2」となります。

同じ「ノースアジア2」には、グアム、パラオ、極東ロシアが該当しているので、ここに行くならば、比較的条件が良い25000マイル(Y)と、45000マイル(C)で行くことが可能です。

 

香港・台湾・グアム

25000マイル

ベトナム・タイ(東南アジア)

5万マイル

ハワイ・北米

9万マイル

ヨーロッパ

10万マイル

 

 

スカンジナビア航空

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北欧のスカンジナビアに位置する、スウェーデン・デンマーク・ノルウェーが共同運航する航空会社。マイレージシステムは、「ユーロボーナス」。期限は4年間。

https://www.flysas.com/ja-JP/jp/EuroBonus/point-charts/star-alliance-points-chart/

東京-コペンハーゲン間(5635マイル)では、エコノミーで60000マイル、ビジネスで100000マイル必要。ヨーロッパへビジネスで100000マイルは結構お得です。

日本は「中央&極東アジア」エリア。同エリアならば、25000マイルでいけます。

SAS points charts - SAS

面白いのが、このエリア「China Japan, Kazakstan, Kyrgyzstan, Mongolia, South Korea, Taiwan, Tajikistan, Turkmenistan and Uzbekistan.」が含まれています。

中国や韓国はともかく、○○スタン系の国に25000マイルで行けるなら安いかも!と思って調べましたが、スターアライアンスどころか、日本からの路線は就航していませんでした。残念。

 

 

航空会社(スカイチーム)

スカイチーム加盟

・チャイナエアライン(台北)

・デルタ航空(アトランタ)

・アリタリア-イタリア航空(ローマ)

・エールフランス‐KLM(パリ・アムステルダム)

スカイチーム各社については、情報が少なく調べきれておりません。

デルタ航空

旧ノースウェスト航空などからなる航空会社。成田発でアメリカやハワイ、グアムなど米国を中心に多数運航しています。また、以遠権と呼ばれ、本国-日本へのフライトに加え、日本-第三国に飛ばせる権利を持っているため、日本からも台湾はじめ米国以外の路線を多数持っています。

特筆すべきは、マイルの有効期限が無期限であること。

マイルの移行先としてはもってこいのはずですが、特典航空券に必要な必要マイルが、高くなっています。

スカイマイル デルタ航空特典マイル数表(レベル別 2015年〜)

しかも繁忙によってマイル数が大きく変わるため、初心者には敷居が高いです。

 

ただし、デルタの上級会員にはクレジットカードを作るだけで簡単になれます。スカイチーム各社を利用するのであれば、マイルの移行価値は大きいものがあるでしょう。

 

 

結論は?

行先別の移行すべき会社はここだ!

-

東京

要マイル

会社

ソウル

758

15000

BA

上海

1111

15000

BA

台北

1330

20000

BA

グアム

1561

20000

BA

香港

1823

20000

BA

マニラ

1880

20000

BA

ホーチミン

2706

25000

BA

バンコク

2869

25000

BA

シンガポール

3312

40000

BA

クアラルンプール

3338

40000

BA

ジャカルタ

3612

40000

BA

ケアンズ

3651

40000

BA

ホノルル

3831

40000

BA

モスクワ

4664

45000

キャセイ

ロサンゼルス

5458

50000

BA

フランクフルト

5928

60000

BA&キャ

パリ

6194

60000

BA

ロンドン

6214

39000

BA

ニューヨーク

6723

60000

キャセイ

 

結局は、必要マイル数はこちらの通り、BAかキャセイが最も少ないという結果に。

BAは近距離便に強いです。ただヨーロッパも、オフシーズンにロンドン経由の乗り継ぎであれば、39000マイル+8000マイルでパリに行くことも可能です。

一方で、キャセイパシフィックは長距離便では安くなる傾向もありますが、総じて高め。さらにマイルの有効期限が3年間となってしまっています。

じゃぁ全部BAがいいのか?というと計算上はその通りなのですが、一方で英国のEU離脱問題などが、今後どう航空業界や観光業界に影響を及ぼすかはまだまだ不透明。

 

スタアラユーザーはどうする?

悩ましいのは多くの人は、おそらくANAの上級会員を持っているか目指すであろうということ。そうなるとスターアライアンスが良いのですが、近距離を中心に必要マイル数はかなり多め。

ただ、実際にはシンガポール航空に移行してスターアライアンス特典をとることになります。

シンガポール航空が就航している「シンガポール」「ロサンゼルス」はやや低めですが、それ以上は結構高い。特にヨーロッパ便では10万マイルを超えるマイルが必要です。

 

費用対効果的には?

特典航空券は、長距離のビジネスクラスに利用することで絶大な費用対効果を得ることが出来ます。一方で、ヨーロッパ便などではANAJALなどでも5万円もしない格安航空券が販売されています。

こういった場合は、航空チケット代金に充当した方が良いかもしれません。

そう考えてみると、ANAを除いた各社で、1マイル=2円以上の価値があるマイル移行は限られたものとなってしまいます。

レートが悪くなるということで、あせって変えずに、ある程度じっくりと検討しても良いかもしれませんね。