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子連れトラベラーの陸マイル情報局(JGC・SFCを目指して)

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JALの方が特典航空券に必要マイルが低いってホント??【どっち?】ANAとJALの特典必要マイル数を比較!

「ANAの方がマイルは貯めやすいけど、JALの方が特典航空券は使いやすいよ!」

と聞くことがあります。本当でしょうか?

 

調べてみると確かに、「ディスカウントマイル」というJAL独自の制度を利用することで、ANAの7割程度のマイル数で特典航空券に交換できることもあるということが分かりました。

 

一方で、いわゆる陸マイラー活動の中心となる「ハピタス」や「クレジットカード」でのマイルの貯まり方は、ANAマイルの方が、JALマイルよりも1.5倍〜1.7倍程度貯まりやすいと検証しました。

 

mairu-de-hawaii.hatenablog.jp

 

ANAの方が稼ぎやすいけど、JALの方が必要マイルが少ない。これはもしかして「マイルの獲得→マイルを利用」という一連の流れで見てみると、「実はトントンになるのでは?」ということで具体的な事例を検証してみたいと思います。

 

決して低くないJALの必要マイル数

さて、行先エリア別に必要マイル数をまとめた図がこちらです。

f:id:mairu-de-hawaii:20160519222154p:plain

エコノミークラスではJALとANAはほぼ一緒。

 

決してJALの方が低いということはないんです。

むしろビジネスクラスを中心として、ANAよりも必要マイル数が多いエリアが多々あります。

 

ところが、この状況を大逆転する可能性がある特典航空券に限った割引サービスがJALのみに存在するのです。

 

それが、

・プレミアムエコノミーの設定

・曜日限定特典

・ディスカウントマイル

の3つです。

 

プレミアムエコノミーの設定

ANAにはなく、JALのみにある設定として「プレミアムエコノミー席の特典航空券利用」があげられます。

これはエコノミークラスの必要マイル数に1.2倍~1.5倍すると、プレミアムエコノミー席(以下 プレエコ)を利用できるというものです。

 

プレミアムエコノミーのメリットはこちら

 

座席機内食ラウンジチェックイン保安検査
エコノミー エコノミー エコノミー × エコノミー ×
JGCエコ エコノミー エコノミー ビジネス
プレエコ プレエコ エコノミー プレエコ
ビジネス ビジネス ビジネス ビジネス

 

f:id:mairu-de-hawaii:20160819054122j:plainプレエコのシート

プレミアムエコノミーには、特にJALは力を入れているようで、多数の便に設定されています。

 

座席についても、海外の航空会社は、「前後の間隔が少し広いだけで、シートは同じ」というところもあるようですが、JALに関しては最新の機材では一昔前のビジネスクラス同等と評されることもあります。

また、機内食こそエコノミーと同等ですが、飲み物類が充実していたり、足りない場合はカップうどんもお願いしたりできるなど、ビジネスクラスに匹敵する快適さです。

さらには、搭乗前も、優先保安検査場こそないものの、ラウンジが利用できたり、荷物も優先で受け取りが出来たりと、まるでビジネスクラスと言ってもよい待遇。

(ただ、もしJALの上級会員(JGC)を所有していると、エコノミーでもラウンジが利用できたり(表中のJGCエコ参照)、ほんとにただの座席だけの差になってしまうので、必要ないかもしれません。)

 

JALはこのプレエコを特典航空券で利用できることが大きなメリットです。

実際にチケットを購入すると、プレエコはエコノミーの運賃の2倍から3倍するケースが多いです。

ところが特典航空券では必要マイル数はエコノミーの1.2倍から1.5倍と、エコノミーに少しプラスするだけで済みます。これがビジネスクラスになるとエコノミーの2倍近くのマイル数が必要です。マイル数が高額な北米やヨーロッパなどの長距離路線では少しの差額で快適なシートに乗れるということで大変重宝します。

 

ちなみにANA便では、プレミアムエコノミーの設定がある便でも、特典航空券には開放していません。代わりに上級会員(SFC)ならばチェックイン時に無料でアップグレードできる可能性はあります。

このあたりは確実に予約できるJALか、イチかバチかだけど無料で利用できるかもしれないANAどちらがいいかは悩むところですね。

 

JALのみにある曜日限定特典とは?

曜日限定特典は、ビジネスクラスorファーストクラスのみを対象として、

日本発:火曜日、水曜日、木曜日、金曜日

海外発:月曜日、火曜日、水曜日、木曜日

に該当する場合は、必要マイル数が割り引かれるという特典です。 

f:id:mairu-de-hawaii:20160519222259p:plain

 JALマイレージバンク - JALホームページ限定 国際線特典航空券 曜日限定特典

これを利用すれば、通常8万マイル必要な「アジア2(東南アジア等)」が6万マイルに割り引かれたり、8万マイル必要なハワイが6万マイルに割り引かれたりと、通常よりも最大で25%ほど割り引かれるのが非常に大きなメリットです。

 

 ビジネスクラス利用時の必要マイル数

エリア通常曜日限定
韓国 36000 30000
アジア1 48000 40000
グアム 45000 40000
アジア2 80000 60000
オセアニア 80000 60000
ロシア 80000 60000
ヨーロッパ 110000 85000
ハワイ 80000 60000
北米 100000 80000

 

これによりANAの必要マイル数よりも上回っている区間について、ANAと同等、もしくは低いマイル数で行けることとなります。

 

ただし、

・往復で上記の予約日を満たす必要があること。

ビジネスクラスとファーストクラスの設定しかないこと

・土曜出発-金曜帰りなど人気のあるフライトには利用できないこと

など、普通のサラリーマンには使いにくいキャンペーンです。まぁだからこその割引なんでしょうけど。

なんとか上手く使おうとすると、たとえば「ハワイ」なんかだと、金曜の深夜出発-木曜現地発で日本に金曜日の夜着。土・日で時差ボケ直して出勤というのがギリギリ活用できるパターンでしょうかね~。

f:id:mairu-de-hawaii:20160927211551p:plain

 この場合、「金曜日の仕事帰りに、羽田を10:55に出発」「木曜日にホノルルを出発して、羽田に翌金曜日の夜着、土日に休んで、月曜から会社へ!」というスケジュールとなりますので、サラリーマンなら多い「土日にくっつけて平日5日間休んで計9日の休暇」というスケジュールにも対応が出来ます。

 

そして必要マイルが60,000マイル。通常ビジネスでは、80,000マイル、プレエコで60,000マイル、エコノミーで40,000マイルですので、ビジネスで60,000マイルは破格ですよね。

 休みの日などとも相談して上手く利用すれば快適なフライトが出来るのではないでしょうか?

ただし、チケットは空席待ちとなってしまいました。当然人気の高いフライトになると思います。

 

 

JALディスカウントマイルとは?

ビジネス・ファーストクラス限定の「曜日限定特典」は、人気のない曜日の必要マイル数をディスカウントするというもの。

こちらのエコノミー・プレエコを対象とした「特典航空券ディスカウントマイル」は、人気のない時期に限定して、マイル数をディスカウントするものです。

f:id:mairu-de-hawaii:20160519222527p:plain

JALマイレージバンク - 国際線特典航空券 ディスカウントマイル

ただし、この期間は国別に決まっているのですが、「いわゆる観光に人気のない期間」なので、多くの国では「4月から6月」もしくは「12月から2月」の設定です。

行先クラス通常ディスカウント期間A期間BANA
韓国 エコノミー 15000 11000 4月~6月 10月~2月 15000
アジア1 エコノミー 20000 16000 5月 12月~1月 20000
アジア1 プレエコ 30000 - 5月 12月~1月 -
グアム エコノミー 20000 19000 設定なし -
アジア2 エコノミー 35000 24000 4月~6月 35000
アジア2 プレエコ 50000 39000 4月~6月 -
オセアニア エコノミー 40000 34000 4月~6月 45000
オセアニア プレエコ 50000 44000 4月~6月 -
ロシア エコノミー 40000 29000 4月~6月 12月~2月 -
ロシア プレエコ 50000 39000 4月~6月 12月~2月 -
ヨーロッパ エコノミー 55000 39000 4月~6月 12月~2月 55000
ヨーロッパ プレエコ 70000 59000 4月~6月 12月~2月 -
ハワイ エコノミー 40000 39000 設定なし 40000
ハワイ プレエコ 60000 - 設定なし -
北米 エコノミー 50000 39000 4月 1月 50000
北米 プレエコ 65000 - 4月 1月 -

 

いわゆる「ツアー料金で値段設定がAランク(一番安い)時期」限定割引です。

その中でも、例えば「冬季の12月から2月」は、温暖なアジア2は対象外で、ロシアとかヨーロッパのみが対象。みんなが寒くて行きたくない時期の行きたくないところです。ロシアとか氷点下10度とかですよ。

じゃあ、ヨーロッパの南の方に行けばいいか?と思いますが、

特典航空券はコードシェア便は対象外。(ワンワールド特典でとる必要あり)

直行便は、パリ/フランクフルト/ヘルシンキ/ロンドンのみの運行。

どこも寒そう。そんな感じです。

 

それでも時期が合致すれば、アジア2(羽田-シンガポールや羽田-ホーチミン)は最大で30%オフの往復24,000マイルと、かなり低いマイル数で往復可能。 

早めの夏休みが取れる6月は使いやすいですよね。でも、このディスカウントを狙ってというよりも、たまたまこの時期だったらラッキーくらいでしょうか。

それとグアム・ハワイ便にはこちらの設定がありません。さすが常夏のリゾート。365日がベストシーズンということなんでしょうかね。

 

 

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JALマイレージバンク - JALホームページ限定 JALカード割引 国際線特典航空券

 

なお、こちらの表はJALカードを持っているとさらに1000マイル割り引かれる、「JALカード割引国際線特典航空券」は既に割り引いたマイル数です。

JALのマイルを貯めている陸マイラーJALカード会員じゃない人なんて普通いませんよね。

 

 

JALの割引制度を最大限活用した場合の必要マイル数比較

それでは、「曜日限定割引」「季節限定ディスカウント割引」を最大限活用できた場合の比較マイル表はこちらになります。

 

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アジア2などでは、エコノミーならANAよりも30%程度少ないマイル数で特典航空券を確保できることが分かります。ほかにも、オセアニアなどは、ビジネスクラスでも最大20%少ないマイル数で利用できます。

さらにプレミアムエコノミーを利用することで、ANAのビジネスよりも少ないマイル数で快適な旅ができるようになるのです。

 

ハピタスポイント→マイルでは結局どっちがお得なの?

ハピタスやクレジットカードのキャンペーンを最大限活用した場合、ANAマイルはJALマイルに比べて最大1.7倍ほど多く貯まります。

一方で、JALでは、ディスカウントマイルを利用すると、7割ほどのマイルで交換できます。

結局ポイントがたくさん貯まるANAと、少しのポイントで交換できるJAL。どっちがお得なのでしょうか?

具体的に、例えば割引率が最大となるシンガポール便を例に検討してみましょう。

シンガポール便は35,000ANAマイルが必要です。35,000ANAマイルを得るには、ハピタスで39000ハピタスポイントを得る必要があります。

対してJALは、24,000JALマイルが必要です。そして24,000JALマイルを得るには、46,000ハピタスポイントを得る必要があります。

ANA便利用では39,000ポイント、JAL便利用には46,000ポイント。その差は約15%です。

この例では、JAL便は4月~6月の利用に限定されてしまいますが、割引を最大限活用した場合、ANAJALの必要なハピタスポイントの差は1.15倍と非常に小さくなります。

 

結果的に一部の時期や路線によってですが

ANAマイルは1.7倍くらいJALマイルよりも稼ぎやすいけど、JALマイルはANAの30%少ないマイルで特典航空券に替えることも可能なケースもある」

ということが言えるのです。

 

また、これにより期待できるのは年間利用者の平準化です。ANAは年中特典航空券の必要マイル数が変わりません。

そのため人気のある時期には特典航空券が取りにくくなり、逆にオフシーズンで特典航空券はガラガラなのに、観光のベストシーズンと同額のマイル数が必要となってしまいます。

オンシーズンの特定の時期の航空券に人気が集中してしまうことは予測が出来ます。

また、プレミアムエコノミーという選択肢も増えているということを考えると、陸マイラーとしてJALマイルを貯めることは非常に合理的な理由の一つになるのではないでしょうか?

 

少なくとも、「実家の帰省にはJAL路線しかないけど、陸マイラーならANAがお得らしい」という場合や「すでにJALでマイルを貯めている」などという場合、わざわざANAに移行する必然性はないと思います。

 マイルは、「貯めて」「利用する」までが一連の流れです。

「貯めやすいANA」か「利用しやすいJAL」ということも考えて、JAL陸マイラー道もぜひ検討してみてください。

 

私は・・・・・・

ハピタスでクレジットカードなどの大型の案件を複数こなしたため、今かなりハピタスポイントも貯まっています。

そこでハピタスの3万ポイントのうち、

・2万ポイントをソラチカルートでANAマイルへ(18,000ANAマイル)

・1万ポイントをドットマネー経由でJALマイルへ(5,200JALマイル)

へと移行しています。

 

なお、JALはマイルを使い切れない場合、eJALポイントに移行することで、有効期限が実質無期限となります。(ANAスカイコインは有効期限有)

すぐに利用する予定がなくても無駄にはならないと踏んでいます。

 

mairu-de-hawaii.hatenablog.jp

 

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