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子連れトラベラーの陸マイル情報局(JGC・SFCを目指して)

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アメックスがとれる誰もが納得せざるを得ないたった一つの解決方法(アメックスゴールド祭り)

アメックスゴールド祭り

アメックスが実施したとんでもないキャンペーン。

 

そもそもこのキャンペーンは、キャンペーンページには、

「公共料金など対象加盟店で1回のお支払ごとに2,000ボーナスポイントプレゼント」※最大30回(60,000ポイント)まで

と言うものです。

【公共料金など対象加盟店でのお支払い毎のボーナスポイントについて】

・公共料金などのカード決済には各加盟店にて事前のご登録が必要です。ご登録には1ヶ月以上かかる場合がございますので、お早めにご登録・お切り替えください。

・カードのご利用で通常100円=1ポイント(但し、電気料金、ガス料金、水道料金、税金は200円=1ポイント)貯まります。

・水道料金は2ヶ月毎の請求となります。

NHKについては、お支払いの登録は可能ですが、特典およびカードご利用ポイント加算の対象外となります。

注意書きにも特段それ以外の記載がなかったため、公共料金の請求ごとにポイントが付与されるという、いわゆる、「アメックスゴールド祭り」として陸マイラー会を騒がせましたが、9月9日の突然の終了メールにより、幕を閉じました。

この突然の終了に対して、

「予定通り付与せよ!」

「全員に60000ポイントプレゼントすべきだ!」

「5月組からはポイントを取り上げろ!」

など、様々な立場の人がいろんな意見をもっています。

 

特に今回のケースでは、ポイントを付与された5月組。制限された6月組、1月しか付かなかった7月組。そして全く付かなかった8月組、申し込んだばかりでキャンペーンが終わった9月組と、消費者側だけでも色々な思いを持った人がいるため、要望も多岐にわたり、「一方立てれば他方が立たず」ということが、状況をさらに複雑にしています。

もちろん、アメックスが全て譲れるのであれば、「元の通り全て付与対象にすればいい」だけのこと。

でもそれでは株主や既存ユーザーからの反発が予測されます。

だからと言って、このまま今回全てのユーザーのキャンペーンを一方的に対象外としたのも、道義的にも法的にも問題となる可能性が大きいです。

 

まさに八方塞がり。そんなアメックスですが、今回の騒動を5月から見ていて、誰よりも詳しいと自負する私から見ると、アメックスが取りうる解決手段で、ユーザーも文句をつけることが出来ない解決策はたった一つしかありません。今回はそれを紹介します。

 

それは、

救済キャンペーンとして、6月以降にいわゆる公共料金決済キャンペーンに申し込んだ者たちを対象として、10月1日から12月31日までの期間中に、公共料金の決済(ただし1000円以上の決済に限る)一件あたり2000ポイントを付与するキャンペーンを実施する。ただし既に付与されたものを含めて付与する上限は30回(60000ポイントと)する。また、既に付与済みのポイントについては回収等を行うことはしない。

という救済策です。

 

どうしてコレが唯一無二の選択肢なのか、順番に説明をします。

 

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6月以降にに申し込んだ者たちを対象

月組からは、5月に申込んだ俺はどうして対象じゃないんだ!8月分のスカパー分が付与されなかったぞ!という声もでてきますよね。

でも少なくとも5月31日に申込みをしていた人でも、99日間の間に請求が来たものについてはポイントが付与されています。

今回アメックスにより「105日間の間に請求が発生した公共料金」に対してポイントが付与されていますが、実際には「90日間のうちに請求が来たもの」に対してポイントを付与すれば、当初のキャンペーンの条件は満たします。

あくまでも105日間の請求発生というのはユーザーが検証したもので、アメックスが保証していたものではありません。したがって5月組には全員すでにキャンペーンは終了したと言っても問題はないでしょう。

しかし、9月9日のポイント付与終了に伴い、6月組以降は、確実に3ヶ月間の期間を満了することができていません。

6月組以降は救済キャンペーンの対象とすべきでしょう。

また、6月組は2ヶ月間はキャンペーン対象となっていたので救済すべきは1月で十分との考えもあります。しかし、たった1ヶ月の救済期間では、公共料金の請求変更が間に合わない可能性もあります。

さらに、6月組は1ヶ月、7月組は2ヶ月間など、入会月によって、救済期間が変わるというのはプログラムの請求が複雑になるなどのリスクがあります。どうせ上限設定がされているのだから、救済期間はそれほど影響ないと思います。

ちなみに10月1日から12月31日となっていますが、3ヶ月間あれば、どの機関でも構いません。ただある程度告知は必要ですよね。準備のために。

 

②公共料金を1000円以上

景品表示法により、金額が決まっていないものに対しては1500円まで、金額が決まっているものはその20%までと制限があります。 

公共料金については、一回の支払いではなく、1年間で利用が見込まれる合計額を、利用料金としてみなすことができると考えられます。

また、1ポイントあたりはアメックス的には0.3円と見ることができます。

 

ところで前回は金額を定めていないのに、1500円を超えるポイント(2000ポイント✕3ヶ月分=6000ポイント✕0.3円=1800円分)が付与されるということが、キャンペーンで1番の問題だと思います。したがってこの付与率を変更しないままキャンペーン再開をすることはできません。

そこで、ポイント付与については、

①金額を定めず1500円までの景品設定にする。

②金額を定めて2000ポイントを付与する。

のどちらかに変更する必要があります。

 

①の1500円までと言うと、1500円÷0.3円=5000ポイントですので、ポイント的には3ヶ月分の合計で5000ポイントになります。毎月あたり1667ポイント。これは皆さん申し込みをした時の2000ポイントより下がってしまいます。当初と条件が違うと言う話が出る可能性もでてきてしまいます。

 

②金額を定めて2000ポイントを付与するためには、最低でも800円程度の最低金額を定める必要があります(800円✕12月×0.2÷0.3円≒6400ポイント 800円/月で3月合計6400ポイント付与可能)。もちろんアメックス的には2000ポイントを付与するには2000円の利用としたい気持ちはわかります。でもそうするとhuluの利用が対象外になってしまうんですよね。

U-NEXTは毎月2000円程度だし、ネットフリックスも最低700円ながらコースによっては1500円くらいの値段のコースはあります。ところがhuluは1007円のコース一つだけ。

2000円以上などと設定すると、hulu目当てで契約した人に対して、ポイント付与されないと言うことになってしまいます。

したがって1000円以上に設定する必要があります。この場合、付与上限は1000円×12月×0.2=2400円分(8000ポイント)となりますので、毎月2000ポイント(3ヶ月で6000ポイント)付与だと景品表示法の上限設定を下回っているので問題ありません。

 

既に付与されたものを含めて付与する上限は30回(60000ポイントと)する。

まぁ、これは仕方ないですよね。すでに付与されたものも含めてしまうと、人によっては最大12万ポイントもらえてしまうため、その部分は除外する規定です。

 

既に付与済みのポイントについては回収等を行うことはしない。

これは、5月組に対してです。

もし、今回ポイント回収という手段に出るのであれば、5月組からの反発は非常に大きいと思います。

5月組から主張できることとしては、

・今回の契約は景品表示法を超える商品の提供であることから、2000ポイントはオマケである景品ではなく、契約内容の一部である。その契約内容とは、「条件付き贈与契約である」と主張することです。「公共料金を支払うごとに、2000ポイントあげますよ」という契約を交わしたと主張する事ができると考えます。

・もう一つは、「景品表示法は景品の上限を設定して、不要なものを買わせるなど消費者が合理的な選択を出来ない事を防ぐために設けられているのに、アメックス自らがその上限を超えて不要な商品を買わせたという落ち度があるのに、一方的に消費者の行動を不正行為だと断定してポイントを没収するのは信義則に反する」という主張です。

 

どちらを主張することもできると思いますが、後者のほうが主張しやすいと思います。

でも、これ、一方的な没収には対抗できる理屈ですが、これで更に8月分のポイントを付与せよという主張はできないと思われます。前者は錯誤を主張され、後者は契約解除を申し入れられれば終わりとなります。

 

⑤月に一度という条件設定や付与条件の変更は行わない。

アメックス側としては、「同内容での公共料金の付与は月内に一度の限る」とか「yahoo利用はプロバイダに限定する」など、付与条件の変更をしたいところだと思いますが、これは行わないほうがいいと思われます。家族で複数台ドコモを使っていて、それぞれの請求をアメックスに変更するというのは特段おかしなことではないからです。U−NEXTやスカパーなど確かに、複数の契約が適切に上がってきた例はあったかと思います。ただし今回は、1000円以上という条件設定や、30回までという回数設定もあるため、そういった条件変更をすることにあまり意味は無いと思われます。逆に「できるんだったら6月とか7月にやれよ!」という反発の声ばかりが強くなると思います。

 

⑥アメックス側必要経費

 アメックス側の必要経費です。

mairu-de-hawaii.hatenablog.jp

 

こちらで、独自に推計した6月〜9月組の加入者数ですが、900人〜1000人程度と

勝手に推測しています。

この中には6万マイル貯めてやるぞ!という人もいると思いますが、もういいやという人もいると思います。

今回は、1000円以上とハードルが上がり、ユーネクストや海外電話料金などの技が使えないため、純粋に公共料金の切り替えるだけの人も多いと思います。

もちろん60000ポイントフルを目指す人もいるかと思いますが、結局のところ平均ポイント数は30,000〜40,000くらいで落ち着くのではないでしょうか。

そうすると今回必要になる経費は最大で1000人×4万円=4000万円となります。

キャンペーン額としては、それほど大きいものではありませんが、持ち出しとしてはう〜んという額ですね。

 

でもね、アメックスさんは突然のポイント付与停止で、本来であれば平均50,000〜60,000ポイント分を付与する必要があったキャンペーンを突然中止したんですよねえ。それを考えると、この額は信用を取り戻すためには必要な額だと考えられます。

しかも、これは消費者側もギリギリ譲れる限界設定だと思いますよ。

アメックスさん決断するなら今しかありません!

最後に

色々と検討しましたが、景品表示法に違反せずに、申込時の条件を遵守し、かつ株主や既存ユーザーにも説明がつく解決策というのは、これしか考えられませんでした。

上限設定組からすると、スカパーや天気予報で60000ポイントもらえるはずだったのに!とは思ってしまいますが、それをもとに抗議することは出来ないでしょう。

そもそものキャンペーンはこのキャンペーンです。そして「電気」「ガス」「水道」「固定電話」「携帯電話」を支払いを替えればそれだけで13回〜14回ポイントが付与されます。(水道は2月に一度のため)

それ以外にhuluやプロバイダーを利用すれば、実は案外60,000ポイントの達成は難しいものではありません。そのため、この救済手段が不満だとしても敢えて、それ以上戦うリターンもないことでしょう。

今回のキャンペーンを通じて、24時間電話がつながる安心感や、デスクの受付の方々の対応など、さすがアメックスと感服するような対応がたくさんあり、今後もメインカードはアメックスに・・・と決めた矢先の9月9日の付与停止メールでした。

それ以来、キャンペーンを途中で中止するかもしれないと思うと、アメックスをメインカードに利用してよいのか悩んでしまう状況です。

ぜひ、アメックスさんも「アメックスに期待してカードを申し込んだユーザー」を裏切らない対応をしてもらいたいと思います。

 

おわり

(今日はハピタスなし!)